【オーストラリア】メルボルンのクッカリーに通う学生の日常week2-2

クッカリー生活

Day4

忘れ物はよくない

本日は、10週ある内のweek2の2日目。

2回目の実践授業の日。

前回は、キッチン経験歴4年のフィリピン人Jose(ホセ)におんぶに抱っこで何とか乗り切ったが、今回は自分の力で乗り切りたいところ。

重たい荷物を抱えいざ、キッチンへ。

本日のメニューは、

・Facaccia rossa in teglia(フォカッチャというパンにミートソースみたいなソースをかけてオーブンで焼いたもの)

・Pesto alla genovese(バジルのジェノベーゼパスタ)

・Parmigiana di Melanzane(ナスのパルマ風グラタン)

・Minestrone(ミネストローネ)

の4品。

2週目にして前回のリゾットとサラダから一気にレベルアップ。

パスタにフォカッチャにグラタンにスープ。

超ヘビー。

それでも、時間はたっぷりあるから、ゆっくりやっても間にあう工程。

と思って準備を進めていると、遅刻した生徒が何やら気まずそうに先生の元へ。

どうやら忘れ物をしたようだ。

「すいません。

上着と帽子以外忘れました。

…マジかwww(内心)

何と調理実践の日に、エプロンと専用ズボンとキッチンネクタイを忘れたようだ。

どれか一つ、もしくは全てを忘れたならまだ分かるが、「今日は料理をする日」っという時に、エプロンとズボンを忘れるのは強者すぎるwww

水泳の授業で水着と帽子とゴーグルは忘れたけど、バスタオルだけは持ってきたくらいの違和感がある。

最初ボケかと思ったが、どうやらガチのようだった。

この盛大のボケに対して、先生はどう対応するか気になったが、顔色を一歳変えず、ただスペアを貸していた。

日本の学校だと最悪見学だろうな。

忘れ物は良くない。

指導方針

さて話を戻して、いざ調理開始。

まずはフォカッチャの生地作りから取り掛かる。

パンを生地から作るのは人生初で、見様見真似をやっていく。

イースト菌は20℃後半が一番活発になるという知識を学びつつ、dough(生地)を温めては、こねていく。

ある程度こねたら、次はパスタとグラタン作りへ。

今回は、前日の授業でメモをとって作業の流れも頭に入れていたので、割とスムーズに調理を行うことができた。

パスタを一番のりで仕上げ、鬼門の先生チェックへ。

と思ったが、ここで仕上げのチーズを忘れていることに気づく。

自分:「先生、実はチーズを入れ忘れています。チーズをください」

先生:「、、、やっと気づいたか。

自分:「?」

先生:「実は誰もチーズをくれと言いにこないから、黙っていたんだよ。」

「言いに来たのは、君ともう一人あの子だけだよ。」

「君も、他の子にあえて教える必要はない。自分で気づくべきだから。」

…なるほど。

先生は以前から「調理実習は、チームプレーではなく、あくまで個人プレーである」ということを説明していた。

なので、基本的に友達と協力して作るのではなく、全て自分一人で準備から後片付けまでをするように言われていた。

人がやるのを見るより自分でやった方が、覚えやすいという理由からだろう。

言いたいことは分かる反面、それは無いだろという気持ちもちらほら。

今回の学び

そんな、先生の指導方針を理解しつつ、調理は次の工程へ。

その後、グラタン、ミネストローネと完成させ、フォカッチャも無事膨らみ、全4品完成させることができた。

今回の実践で感じたのは、完成のイメージをしっかり持っておくことの大切さ。

自分たちが習っているイタリア料理は、ほとんどの生徒が初めて作るもの。

完成のイメージを持っていないと全く別の料理になると感じた。

というのも、ミネストローネの完成品を他の生徒と比べた時、ある生徒は、シャバシャバすぎてトマトスープになっていたりある生徒は、逆に水気が無すぎて煮物になっていたりしていた。

知らない料理は特に、前日のデモで完成形をしっかり頭にしれておくようにする必要がある。

さて、当日の夜、日本人の友達に自分が作ったフォカッチャを食べてもらった。

お世辞の大絶賛。

正直自分で食べても、おいしかった。

しばらく、イタリア料理の沼にハマりそうだ。

来週も楽しもう。

最後まで、ご清覧ありがとうございました。

こんな感じで、メルボルンでのクッカリーに通う様子をVlogが横行する今、あえて活字で伝えていこうと思います。

クッカリーDay1の様子は、こちらにまとめています。

よかったら、合わせてご覧ください。

では、また。

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