【オーストラリア】メルボルンのクッカリーに通う学生の日常week1-2

クッカリー生活

クッカリー生活Day2

初めての実践は、リゾット!?

あなたはリゾット(Rissoto)を食べたことがありますか。

有名なイタリア料理の一つとして、名前くらいは聞いたことがあるかなと思います。

ただ、イタリア料理の店に行って、パスタやピザといったラインナップが並ぶ中、あえてリゾットを選ぶ通な方は、少ないでしょう。

自分もその一人で、食べたこともなければ、作ったこともありませんでした。

そんなリゾットがメルボルンの料理学校で習う最初の料理でした。

それでは、クッカリー生活day2の感想をまとめようと思う。

JOSE

実践の授業の教室は、前日の講義と場所と異なり、シティーから離れた場所にあった。

なのに、集合時間は変わらず8時。

トラムや電車が時間通りに来ないことなど当たり前のメルボルンにおいて、狙った時間に行くことはかなり至難の技。

自分は、7時45分を狙ったが、7時30分に到着。

早すぎで、誰もいないだろと思ったら、一人ガタイのいい生徒が。

フィリピン人のJose(ホセ)

フィリピンにいたときは、自分のレストランを持っていて4年間キッチンで働いていたとか。

経歴強すぎ。

こんな猛者が潜んでいたとは。

英語も超流暢。

しかも、トラムで来るもメルボルンに来て間もないため、道に迷い、しばらく周りをウロウロしていたというお茶目さも併せ持つ。

それで1番乗りとは、どんだけ真面目な人間なんだ。

今日1日、自分は彼にかなり助けられることになるとは、この時はまだ予想だにしていなかった。

初の実践授業

その後、8時になり、続々と生徒が集まる。

前日1時間30分の大遅刻をかましたGeoくんも無事到着。

全員がとりあえずon timeで来れたようだった。

その後、ユニフォームに着替え、いよいよ実践開始。

ふと、Joseに目をやると、エプロンの紐に手をふくタオルを巻き、肩には味見用のテーブルスプーンを自前で用意。

長い髪の毛を束ねた際には、中華鍋をシャンシャンしてる姿が想像できるほどの貫禄が。

やはりこの男は、只者ではない。

さて、話を戻して本日のお題は、野菜のカットとリゾット作り。

野菜のカットは、千切りやダイスカットなどをしていくのだが、厄介なのが英語ではなく、フランス語でカットの指示が出ること。

Julienne(じゅりえーん)

Baton(ばとーん)

といったなんやそれって言葉を聞きながら、カットを進めていく。

しばらくしたところで、目の前にいたできる男Joseの実力はどうかと目をやると、自前のキッチン用具も駆使しながら、どんどんカットを進めていた。

初日から自前のキッチン用具持ってくるとか、「人生2週目なん?」

と思いつつ、彼がお手本となったおかげで自分もスムーズにカットができた。

自分が教員をしていた頃も思ったが、20〜30人の人間が集まると、自然とリーダーシップをとってくれる奴が現れる。

Joseはまさにそのタイプ。

先生の指示をしっかり聞きつつ、自分でも進んで行動し、隣のフライパンが焦げているもを見て「焦げるよ」っと言える視野の広さも備え持つ。

先生視点でも、頼れる存在だろう。

一方で、先生が話している最中でも、勝手に作業を進め、全然違うことをする奴もいる。

先生目線で、自分が話している時に、勝手に作業する奴は本当に腹だたしい。

「こいつには何も教えん」ってなる。

20歳超えても、この辺のマナーができない奴はゴロゴロいる。

初のリゾット。結果は?

この辺は、日本も世界も共通なんだなと思いつつ、いよいよリゾット作りへ。

調理工程自体は非常にシンプル。

バターと玉ねぎを弱火で炒めた後、リゾット米を入れ、ベジブロスで炊いていく。

工程も少なく、非常にシンプルだが、完成品を見ると出来栄えは三者三様。

自分のリゾットは、リゾットというよりアジアンフライドライスに。

先生に、そう伝えると、

「それは、思っても言うな」と。

…先生もそう思ったのですね。

自主トレしよう。

自分。

何はともあれ、そんな感じでなんとか実践授業初日を終了。

Joseの手際の良さ、真摯な態度に感動した1日だった。

いいライバルが見つかった。

次は負けん。

来週も頑張ろう。

最後まで、ご清覧ありがとうございました。

こんな感じで、メルボルンでのクッカリーに通う様子をVlogが横行する今、あえて活字で伝えていこうと思います。

クッカリーDay1の様子は、こちらにまとめています。

よかったら、合わせてご覧ください。

では、また。

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