【オーストラリア】メルボルンのクッカリーに通う学生の日常week2-1

クッカリー生活

Day3

生徒のやる気

先週のweek1を終え、10週ある内のweek2に入った。

1週間に2回ある授業の内の今日は、座学の時間。

基本的に次の日の実践の授業に向けて、先生がデモを行い、それを見ながら、ポイントや調理工程を確認していく時間だ。

8時に授業が開始し、早速先生が一言

「先週の料理を家で作ってみた子どれくらいいる?」

「、、、。」

ゼロやん。

皆、意識低www

先週の授業を通して感じたのは、15人いる生徒の中で料理経験がある人は半分もいないくらい。

本当に料理が好きで学ぼうとしている人は、2〜3人くらい。

大概は、ビザのため、オーストラリアに残るためという感じ。

そら、自主的にイタリア料理を家で作るアジア人はいないか。

自分はというと、ちゃっかり学んだことを生かして先週のリゾットを家で作ったが、誰もやったと言わないからやったとみんなの前では言えない臆病者だった。

おそらく、同類は何人かいるだろう。

そんな感じで授業が始まった。

数十分後、

「ZZZ」

一番前の席で堂々とうたた寝をするやつが。

そう。

こいつは先週から、見ていて一番やる気がないやつ。

残念ながら名前はまだ知らない。

先生に今、何の仕事をしているか聞かれた時、

「夜間のクリーニング」

と、クッカリー生らしからぬ発言をかました男。

そこは、レストランやカフェじゃないんだ。

と内心思ったが、人にはそれぞれ事情がある。

人の人生にそこまで突っ込むつもりもない。

目的は人それぞれ

ただ、そこで感じたのは、私立のカレッジはそういう場所だということ。

全員がその道のプロになりたいわけではないし、それぞれ三者三様の理由がある。

ということ。

別のフィリピン人の生徒は、奥さんと2人でオーストラリアに来たとか。

なんと、3歳の子供をフィリピンに残して。

元教員として、ちょっと衝撃だった。

オーストラリアでお金を稼ぎつつ、永住権が取れたら、子供をオーストラリアに連れてきたいのだとか。

寂しいから、毎日子供の顔をface timeで見ているらしい。

そこまでのことをして同じクッカリーに通っている人もいる。

海外に来て、色々な国籍の方と話すと、日本に生まれたことがいかに運が良かったかということを思い知ることがある。

そんな1日だった。

さて、明日は実践授業。

フォカッチャにパスタにミネステローネ?

アクセル全開の1日のなりそう。

最後まで、ご清覧ありがとうございました。

こんな感じで、メルボルンでのクッカリーに通う様子をVlogが横行する今、あえて活字で伝えていこうと思います。

クッカリーDay1の様子は、こちらにまとめています。

よかったら、合わせてご覧ください。

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