【海外あるある】自分のやりたいこととできることについて考えてみた

マインド

クッカリーTERM3スタート

時の流れは早いもので、6週間もあったホリデーが終了し、term3が始まっている。

term3になり、いくつか変わった事があった。

まず、これまでのカナダ人の先生がクビになっていた。

生徒からの評判もあまり良くなく、レポートのチェックも不十分なところが多かったようで、総合的に見て、解雇されたようだ。

飲食で働いていると、使えなかったらすぐ切り捨てるみたいなところをしばしば見てきたが、それはどの業界も同じなのかもしれない。

次に、クラスのメンバーもガラリと変わった。

自分のクッカリーは、termごとに新しい生徒がどんどん入学してくるわけだが、これまでは基本的に、同じタイミングで入学した生徒としか同じクラスになっていなかった。

しかし、今回から、別のタイミングで入学してきた生徒とも同じクラスになる場合があるようだった。

自分は今、term2つを終えたstage3のポジションだが、今回のクラスには、term1つを終えたstage2の生徒もたくさん混ざっていた。

なので、見慣れないメンツがたくさんいるというわけだった。

ただ相変わらず日本人は一人もおらず、国籍も、アジアがほとんどで、一部ヨーロッパの生徒がいるといった感じだった。

ただ、嬉しいことに、今回のクラスは、年齢層が近いアラサーが多いように感じた。

ワーホリのない国や年齢的にワーホリが終了している人たちにとって、学生ビザは最後の砦ということを改めて感じた。

できることとやりたいこと

さて、話は変わって、最近Youtubeでヒカルと朝倉未来が企画している「Nontitle」という動画を見ている。

企業したい大人が、共同生活をしながら、ビジネスを0から作り上げていくというテラスハウスのビジネス特化版みたいな番組だ。

その中で、「自分がどんな事業(会社)を作りたいか」においてこんな説明があった。

縦の項目をできること・できないこと、横の項目をやりたいこと・やりたくないこととした表の説明だった。

やりたいやりたくない
できるニーズ◎
できない×

つまり、自分が

1、できるし、やりたいこと(◎)

2、できるけど、やりたくないこと(ニーズ◎)

3、できないけど、やりたいこと(△)

4、できないし、やりたくないこと(×)

この四つのうち、自分が事業を始めるなら、どれを選ぶかという話だった。

趣味をそのまま仕事にしたいという人は、1だろうし、たまたまイケメンに生まれて、親が勝手に履歴書を送って、アイドルになるような人は2だろう。

そうなった時に、これを読んでいるあなただったら、どれを選ぶだろう。

自分の会社を立ち上げるという、人生の一大決心をするとしたら、どこに重きをおくだろう。

理想はもちろん1だ。

やりたいことをすることがモチベーションも上がるし、一番いいに決まっている。

ただ、実際問題、自分がやりたいことは、その他大勢もやりたいことであることが多く、それを叶えるのは難しい。

一方で、2はやりたくはないが、自分にしかできないことと捉えると世間からのニーズもあり、そこからビジネスは生まれやすい。

という説明だった。

自分にとっての2とは、、、

ここでふと、自分の今の立場を振り返った。

自分は、今、オーストラリアでイタリア料理を勉強している。

オーストラリアを選んだのも、イタリア料理を選んだのも自分がやりたい・いいと思ったからだ。

別に企業をしたいわけではないが、今の自分は、典型的な1もしくは3タイプだなと思った。

では、自分にとっての2とは何なのか。

できるけどやりたくないこと。

世間からのニーズが一番あることは何なのか。

そう考えた時に、日本人である自分が、海外でシェフとして生きるなら、その最も需要のあるポジションは、和食の料理人、もしくは寿司シェフに決まっている。

そう思った。

海外で、日本食レストランに行くなら、日本人シェフがいる場所に行きたいと思うのは、日本人に限った話ではない。

あそこのジャパレスは、〇〇人がやっているから本場の味ではない。

なんて噂が流れるのは海外にいるとよく聞く話だ。

国籍によるシェフの優遇はきっとある。

また学校でも、国籍による見え方の違いを感じることがあった。

前述したように、カナダ人の先生が代わり、今は、ローマ生まれの生粋のイタリア人からイタリア料理を学んでいる。

別に国籍でスキルを決めつけるわけではないが、学ぶ側として、やっぱり本場の人から学んでいるというある種の説得力がある。

これは、日本人である自分がどんなに努力しても身につけられない感性のように感じる。

元々、日本食を習うなら、オーストラリアにいる意味はない。

日本に帰れ。

そう思って、日本食を習うことは鼻から避けていた。

それだけにこの説明は、自分にとって目から鱗だった。

やりたいことを貫くのか、やりたくはないけど、世間からの需要があることをするのか。

まだ、どちらの選択肢もある自分にとって、考えさせられる話題だった。

最後に

動画の説明の終わりにこんなことを話していた。

やりたくなくても、世間から必要とされていることをしていると、自分の評価や信頼が高まり、そのうち、自分のやりたいことができるようになる。

2から始まって、徐々に1や3に移っていく。

これが、世の中の流れ。

という説明だ。

確かに。

納得しかない。

言われてみたら当たり前だけど、意外と気づかない。

海外にいるとつくづくそんなことが多い。

あなたは、どうだろうか。

この記事を読んで、あなたの自分の人生を考えるきっかけになれば、幸いです。

最後まで、ご精読ありがとうございました。

学校で作ったパン。もはや店。イタリア料理本当におもろい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました