【カナダワーホリ】コロナ禍でのトロントホームステイ実際どうだった?(体験談)

トロント生活

ホームステイリアル体験談

こんにちは、海外移住を夢見るアラサーhiromuです。

2022年9月に1年間のカナダワーホリを終えました。

1年の中で、カナダの大都会トロントと田舎町キャンモアで生活をしました。

そんな自分が1年間のカナダでのワーホリ生活を終えて、どうしても今から留学する人に伝えたいことをまとめました。

今回は、留学する人なら、おそらく気になるであろうホームステイ編です。

こんな方におすすめ
✅トロントまたはカナダにワーホリを考えているあなた
✅留学でのホームステイを検討しているあなた
✅これから、ホームステイをする予定のあなた

そういった方の疑問・不安に答えます。

当たり外れの多いと言われるホームステイ。

語学学校に行かれる方は、ホームステイを選択される方も多いと思います。

また日本から行く際、シェアハウスなどは事前に内見ができないので、最初はより安全なホームステイをされる方が多いようです。

そんなホームステイですが、実際どうだったのか。

自分の経験をもとにメリット、デメリットをお伝えしようと思います。

コロナ禍でのトロントホームステイ実際どうだった?(体験談)

本文に入る前に、自分のホームステイの要点を簡単にまとめます。

★期間:8週間(2021年9月末〜11月後半)

★費用:2040ドル(朝、夕食付き)※1ドル100円計算で20万4000円

★ホストファミリー:「家でも常にマスク3枚重ね。ハイパー神経質」フィリピン生まれのマザーと「全てを包み込む優しさの持ち主、家庭菜園ならお任せ」カナディアンファザー2人

★ルームメイト:自分含め、男女混合で最大7人いました。

★部屋:バスルームを2人で共用で、プライベートルーム。

★立地:ダウンダウンまで地下鉄サブウェイで1時間。

こういった感じです。

自分はコロナ禍であったため、コロナ前より難しいところもあったかと思います。

その辺りも紹介していきます。

ホームステイのメリット3点

・異文化理解

自分がホームステイを選んだ一番の理由がまさに、異文化理解でした。

留学に行く人なら、現地の衣食住を経験してみたいと誰もが思うのではないでしょうか。

実際、日本にはないThanks Givingの日には、手作りのTurkeyを一緒に作って食べ、カナダの文化を体験できました。

シェアハウスや一人暮らしだと、絶対ただの1日になっていたと思うので、その点はホームステイをして良かったと思いました。

手作りTurkey

また、ハロウィンの日にはルームメイトと仮装をして街に出ました。

自分一人では、絶対にしようと思いませんでしたが、ホストマザーやルームメイトの熱烈なお誘いにより実現できました。

こういうイベント事は、正直抵抗がありましたが、やってしまえば意外と楽しいものです。

ホームステイをすることで、特別な祝日を過ごすことができました。

・安心感

これは、後にシェアハウス始めてから気づいたことですが、ホームステイには、異国の地でも帰る場所があるという安心感があります。

これは完全にホストファミリーの雰囲気に寄る事ですが、不安いっぱいの留学初期において、無条件に話を聞いてくれて、間違いも許しくれるホストファミリーの存在は、非常に大きかったです。

唯一心が休まる場所、そんな感覚を覚えました。

テラスでよくご飯を食べていました。椅子に座った時の「帰ってきた感」は今でも忘れない。

久しぶりに実家に帰った時の安心感、田舎特有の安心感みたいな感じでしょうか。

この感覚は、その後のシェアハウス生活では、一度も感じませんでした。

特に、当時の自分は、日本人とはあまり絡みたくないという変なプライドも持っていました。

一年を終えて思いますが、自分が落ち着ける空間・コミュニティーを見つけることは、海外生活を長く過ごしたい方にとって、最も重要です。

それは、日本人コミュニティーであったり、趣味のコミュニティーであったり、職場であったりすると思います。

個人的にホームステイは、そんな自分が安心できる場所の一つになり得る存在かなと思います。

・ルームメイトの存在

やはり衣食住を共にするルームメイトは、語学学校で出会う友達や職場の同僚とはまた違う特別感があったように思います。

年齢の差はあれど、英語を勉強しに来た者同士、仲良くなれました。

すごい細かい話ですが、休みの日に、「ちょっと外に出たいな」って気分になって、ただわざわざ語学学校の子を誘うまででもないなって時に、ホームステイだとすぐ隣にいるので、その場で「ちょっと買い物行かない?」みたいな会話ができたのも良かったなと思います。(言ってる意味、伝われ)

当然、英語の勉強にもなりました。

シェアハウスとの違いは、毎日同じ食卓でご飯を食べれることかなと思います。

その中で、今日起きたことや休みの予定などを聞いて情報を共有し、楽しい時間を過ごせました。

ホームステイのデメリット3点

・立地

正直、立地さえ良かったら、ホームステイ継続してたかなって思います。

結論、トロントの場合、中心街は土地の値段が高すぎるので、ホームステイができるような大きな家は郊外がほとんどの印象です。

自分の場合、仕事先が家から遠すぎたので、シェアハウスに移ることを決めました。

また、語学学校がダウンタウンにあり、1時間以上かけて通っていたので、かなり不便でした。

朝8時15分の授業に間に合うために、6時45分くらいのバスに乗って、そこからサブウェイに乗り換えるみたいな生活でした。

ダウンタウンに行く用事があまりない人は問題ではないと思いますが、語学学校のほとんどはダウンタウンにあることが多いので、毎週通う人にとってかなり不便な場合が多いです。

なぜ、そんな遠いホームステイ先にしたの?

と思うかもしれませんが、エージェントに委託した場合、基本的に場所は選べません。

提携している語学学校のスタッフが割り振っているようです。

自分の場合、出国の3日前くらいにエージェントから連絡が来て、住所やホストマザーの名前などを知らされました。

また、トラブルや大きな理由がない限り、場所の変更なども難しいです。

たった8週間だったので、なんとか通えたという感じです。

・食事の自由が効かない

カナディアンの食事が食べたいと思って、食事をつけてもらいましたが、日本食レストランで働いていると、夜は賄いを食べることが多く、結構食べずに終わった印象です。

また、友達と外食に行くこともよくあり、冷蔵庫に置いてもらい、次の日温めて食べるみたいなことをよくしていました。

アクティブに外に出たい方などは、毎日ご飯があるのはありがたい反面、食べずに無駄に終わることもあると思います。

また、食事が合わないという話もよく聞きました。

毎日、似たような料理が並んで飽きてしまったという話も聞きました。

自分の場合、ホストマザーはフィリピン生まれということもあり、アジア系の料理がよく並び、満足して食べていました。

この辺りが、ホームステイは当たり外れがあると言われる所以なのかなと思います。

ズッキーニチョコというローカルケーキ。思い出の味です。

・家庭ルール

これもホームステイ先よりけりですが、自分の場合、今思うと結構な家庭ルールがありました。

・家でもマスク着用

前述したように、マザーは家でもトリプルマスクをしていたので、自分たちも自分の部屋にいる時と食事以外は基本的にマスクをするルールでした。今では、もうないと思いますが、マスクに厳しい家でした。

・晩御飯が必要かどうか毎日連絡

実家暮らしの大学生とか、気持ち分かると思いますが、結構めんどくさかったです。

自分含めルームメイトがあまりにも連絡しないから、家族会議が開かれ、普段仏のようなファザーに、必ず連絡するように念押しされました。晩御飯を作る側からしたら当然のお願いなのは、重々わかるのですが、きつかったです。

・洗濯代1週間(1回)で3ドル

これも、他のホームステイでは、あまり聞きませんでしたが、洗濯のたびに3ドルを支払ってました。というのも、洗濯は各自ではなく、マザーが5〜7人分をまとめて洗っていました。一応下着類は、ネットに入れて分けたり、色ごとにも分けて洗っていましたが、他の子と衣類を混ぜて洗うことに対しては、正直いい気持ちはしませんでした。(自分だけでしょうか)

後は、自分のところはなかったですが、門限があるところがあったと聞きます。

家庭にお邪魔するとは、その家庭のルールを守ることは絶対なので、そこは、シェアハウスよりも気を遣うポイントでした。

費用について

実際の自分の部屋

費用について、前述した通り自分の場合は、8週間の朝、夕食付きで2,045ドルでした。

1ヶ月で1,000ドルくらいになります。

違う語学学校の子で、同様の条件で1ヶ月で900ドルと言っていて、安いなと思った記憶があるのですが、大体そんな感じです。

シェアハウスの相場が、600〜800ドルくらいかなと思うので、個人的には、かなりお得だと思います。

また、別の子で、事前に日本で払ったホームステイ期間終了後、今度は、食事無しで月600ドルで継続して住み始めた子もいました。

自分もマザーに新しい家見つけられなかったら、「1日35ドルで住んでいいよ」と言われました。

家賃の他に、留学エージェントに手配をお願いしたため、追加で滞在手配費が240ドル、空港からの送迎費(タクシー)が125ドルが日本にいる段階でかかっていました。

この辺り、自分で見つけると費用を抑えられますが、初長期留学の自分にとっては、エージェントにお願いして正解だったと思います。

実際にあったトラブル

初日の写真。何とも初々しい。

最後に、自分が経験した、聞いた実際のトラブルを紹介します。

・英語環境ではなく、スペイン語環境

現在は、わからないですが、僕が住んでた当時は、まだまだコロナがひどく、アジアより南米ラテンアメリカ系の人がたくさん来ていました。

なので自分のルームメイトも一時期5/7がスペイン語第一言語の子でした。

となると、当然、家ではスペイン語が飛び交います。

1対1だと英語で話してくれますが、人が増えると、彼らの性格上仕方ない結果となります。

いい奴らでしたがスペイン語タイムは、自分にとっては無言の時間でした。

・毎朝、同じ食事、そりゃないよ

食事トラブルもよく聞きました。

彼らもビジネスでやっている一面もあるので、食事をケチるところは、結構ケチってきます。

自分の家も、朝ご飯は毎日コーンフレークと牛乳のみでした。

これに痺れを効かしたルームメイトが、「みんなでお願いしない?」と言ってくれて、5人くらいでマザーに「朝ご飯をもう少し別のものにして欲しい」とお願いしました。

結構な修羅場でしたが、意見が通り、後日パンやフルーツも出るようになりました。

毎日同じご飯というのは、しばしば見かけました。

・家から学校が遠すぎて、授業に間に合わないクレーム

前述した通り、ホームステイ先は郊外が多く、都市部に語学学校があると、平気で1時間くらい時間がかかります。

当然、「もっと近くにしてくれ」というクレームを手配元の語学学校に対して言う子が結構いました。中には2時間近くかかって学校に間に合わないことを理由に近くに引っ越せた人もいました。

・友達を呼び込んで、次の日には移動命令

これは、笑いましたが、こっそり友達を部屋に呼び込んで、次の日それがバレて、ホストファミリーが激怒。

手配元(語学学校)に連絡し、その日の内に家を追い出された子がいました。

なんでもこっそりは危険です。

強烈に覚えているエピソードは、この辺です。

しかし、いくら注意しても何かしらのトラブルは起きる思っておいた方がいいと思います。それを楽しむくらいのスタンスがベストです。

コロナ禍でのトロントホームステイ実際どうだった?まとめ

メリット
・異文化理解
・安心感
・ルームメイトの存在
デメリット
・立地
・食事の自由が効かない
・家庭ルール
費用:1ヶ月900〜1,100ドル(食事付き)※エージェントにお願いすると手配料がかかる。
トラブルは何かしら起きるので、それを楽しむスタンスで。

以上、自分が経験したホームステイのことをまとめました。

メリット・デメリットはありますが、海外でホームステイをしたという経験は一つの財産になったなと思います。

こちらの記事で書きましたが、シェアハウスでもメリット・デメリットは当然あります。

日本でホームステイの経験はできません。

海外ならではの経験です。

なので、興味のある方はぜひ挑戦して欲しいなと思います。

きっと自分の成長につながるはずです。

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