これからワーホリを考えているあなたへ!
こんにちは、海外移住を夢見るアラサーhiromuです。
2022年9月に1年間のカナダワーホリを終えました。
そんな自分が1年間のカナダでのワーホリ生活を終えて、どうしても今から留学する人に伝えたいことをまとめました。
今回は、「結局ワーホリってやる意味あるの?ただ遊ぶだけで終わるんだろ?」
そんなワーホリに対する根本的疑問に対して、1年を終えた自分が考えたことを伝えます。
✅ワーホリに少しでも興味があるあなた
✅なんとなく人生の帰路に立っているあなた
そんなあなたに読んで欲しい記事です。
自分自身、ワーホリ前、4年間続けた教員を辞め、これから何をしようか本当に悩みました。
これといったスキルも経験もないアラサーでした。
なので、同じように悩める人生を送るあなたへのヒントに間違いなくなります。
ぜひ、最後までご覧ください。
「結局ワーホリってやる意味あるの?ただ遊ぶだけで終わるんだろ?」
この質問に対してまず、結論から言うと、
自分にとってワーホリは、
違いなくやる意味はありました。
・・・。
「何が?」
全く具体的でないですね。
もう少し噛み砕くためにここで、ワーホリに行く前の自分についてお伝えします。
自分が一年間のワーホリで目標にしていたことは「自分の本当にやりたいことを見つける」と言うことです。
なんて、適当な。
「自分の本当にやりたいこと」
そんなものアラサーになって見つけるものではない。
学生とかもっと早い年代で決めておくものだろ。
そんな目標じゃ、ワーホリはうまくいくわけない。
と思ったそこのあなた。
ごもっともです。
ですが、今の世の中で本当の意味で自分がやりたいことをして生活できている人はごく僅かです。
みんなかなり妥協をして生きています。
今の仕事が自分に合っているのかもわからず、とりあえず働いている人も多いです。
自分もその一人でした。
そんな自分が嫌で、前職の教員を辞めました。
次こそ自分が本当にやりたいと思える職に就こう。
それなら、いきなり転職するより興味のあることに挑戦できる環境にしよう。
考えた結果のワーホリでした。
では「自分の本当にやりたいことを見つける」
そんな、ざっくりとした目標が1年間でどこまで叶ったのか。
つまりは、ワーホリは意味があったのか。
そう考えた時に、意味はあった。
つまり「本当にやりたいことが見つかった」
いや、正直に言うと「見えてきた」程度ですが、自分の中で大きく前進できました。
なので、ワーホリはやる意味あると強く言えます。
興味のあることをやってみたら、良し悪しが見えた
では次に、自分の「本当にやりたいこと」とは何なのか。
これについて説明します。
教員を辞めて、まず自分が本当に興味のあることかつ自分にできそうな事を考えました。
その結果、
・料理
・デジタルマーケティング
・英語を使った職業(海外移住)
この3つが思い浮かびました。
料理
料理は、
・昔から食べることが好きということ
・飲食で働いた経験があったこと
・海外で働く上で、日本人の強みを生かせること
などからまず、第一候補に上がりました。
そして、実際トロントの日本食レストランで働き出して、
・仕入れや仕込み、調理など技術的なことを学べた。(おそらく日本のレストランなどよりかなり早いペースで吸収できました。) ・海外で人気になる日本食レストランの特徴みたいなものが見えた。 ・自分の好みがかなり固まった。
などの経験ができました。
また職場のボスは、本当に自分の好きなことを料理やお店の雰囲気で体現していて、心からかっこいいと思いました。
これら経験は、海外で実際に働いてみないと絶対にわからなかった事なので、すごくいい勉強になりました。
そして何より、今後も海外の飲食業界でやっていきたいし、やっていけそうな自信がつきました。
デジタルマーケティング
デジタルマーケティングに関しては、正真正銘無知でした。
ただ、
・コロナ禍の当時とても勢いのある業界であったこと
・場所を選ばず、パソコン一つで戦えること
・汎用性があり、飲食業界にもマーケティングの知識は応用できると思ったこと
などから興味がありました。
ただ、coopのようなカレッジに通うつもりはありませんでした。
と言うのも、この業界は、知識よりもとにかく実践が大事と言うことを後述するデジタルマーケティングのプロたちから聞いており、学生として勉強するよりインターンのような実践的な場所で勉強したいと思っていました。
ただ、全く知識も経験もないのはインターンさえできないと思ったので、トロントにいながらデジタルマーケティングのオンライン講座に参加しました(有料)。
日本の企業が開催しているもので、30人以上いる受講者の中でカナダから参加している人はもちろん自分一人でした。
時差もあり、語学学校に通いながら課題をこなして、バイトもしていたので正直かなりハードでした。
ですが、この2ヶ月の講座を終えて、ここでもかなりの収穫がありました。
知識もそうですが、
・パソコンの前でずっと仕事することは自分には向いてない。 ・在宅ワークはかなりストレス。対面がいい。 ・デジタルマーケティングの分野で日本人を相手に仕事をするなら絶対に日本にいた方がいい。
などなど、実際に擬似体験することで、自分の性格などを踏まえたかなり現実的な考え方ができるようになりました。
特に、
・海外でデジタルマーケティングの分野の仕事をしようと思うと、英語力では絶対に勝てない。
・かといって、日本人を相手にしようと思うと海外にいるメリットがない。
・在宅ワークが想像以上にストレスだった。
これら理由から、デジタルマーケティング分野をメインにすることは違うなと思いました。
もちろん、やり方次第ですしオンライン講座(2ヶ月)のみで見切りをつけるのは早すぎるとは思いましたが、直感的にも現実的にもこれが「自分が本当にやりたかったことではない」と確信しました。
・英語を使った職業(海外移住)
英語(海外移住)に対する考え方もこの一年でかなり変わりました。
ワーホリ前は、
・ざっくりペラペラになりたい。
・海外映画を字幕なしで見れるようになりたい。
・英語を使って、多国籍な企業で働きたい。
・ゆくゆくは海外移住したい。
こんなざっくりとした希望を描いていました。
しかし、1年間ワーホリする中で、
・自分の場合、英語はコミュニケーションに困らない程度で十分。 ・ビジネスレベルの英語は1年や2年では絶対身に付かない。 (特に自分の場合は、日本食レストランで働くことを決めていたので、さらにハードルが上がった。) ・外国人と仕事すると、絶対バチバチになる。 (これに関しては、ただのイメージですが、実際にたくさんの国籍の人と話したり働く人の話を聞いたりして、バックグラウンドが違うことがビジネスにおいて致命傷をもたらすとすごく感じました。) ・やはり、海外移住したい。
などなど、かなり現実的に見れるようになりました。
海外移住に関しては、正直1年海外生活した今でも迷います。
こちらの記事でも少し触れましたが、
30年近く住んで慣れ親しんだ日本を離れて、異国に住むことを決断するのはそう簡単ではありません。
それでも、この1年を終えて、海外生活は自分にとって本当に魅力的でした。
「何が」と聞かれれば、キリがないので別の記事で今度紹介します。
なので、次にオーストラリアへ2度目のワーホリに行きますが、カナダに来た時以上に本気で生き残る方法を模索するつもりです。
そして、この地で生き残れなかったら「自分はそういう運命ではなかった」と日本に帰ると決めています。
それは、年齢的なこともありますし、日本の良さを再認識できたからでもありますし、海外移住のメリット・デメリットをより具体的に把握できたからでもあります。
そういう意味では、ざっくり海外移住したいとしか思っていなかった時よりは、はるかに覚悟が決まりました。
準備の一年
以上のことから、カナダワーホリ1年を通して、教員を辞めてからざっくり考えていたこと全てをかなり明確化できました。
具体的に
・転職先において「自分の本当にやりたいことは、デジタルマーケティング分野ではなく、料理(飲食)分野にある」と確信。次のステップとして、料理のスキルの底上げをしつつ、自分が求める形を模索していく。 ・英語力はそこまで焦って勉強することは自分には向いていないし、焦る必要もない。 ・本気で海外移住を考え、無理なら素直に帰国。
こんな感じです。
人によっては、まだまだ曖昧、日本で決められることと思うかもしれませんが、自分にとってはワーホリが産んだ大きな成長です。
「自分の本当にやりたいこと」「自分の将来像」に向けた準備の一年でした。
まとめ
改めて「結局ワーホリってやる意味あるの?ただ遊ぶだけで終わるんだろ?」に対する自分なりの結論を言うと、
やる意味はある。
なぜなら、「自分の本当にやりたいこと」「自分の将来像」が見えてきたから。
ざっくりでも目標を設定し、その目標に近づけたことは、自分の人生において大きな一歩だったかなと思います。
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ワーホリに来た当初、こんな記事を書いていました。
こんなことを書いていた自分でも、1年後には、ワーホリをやってよかったと心から思えています。
それは、自分の本当にやりたいことが見えてきたからであり、自分の今後の目標が見えてきたからでもあります。
・今の自分に納得がいっていないあなた ・ワーホリに少しでも興味があるあなた ・なんとなく人生の帰路に立っているあなた
このブログを始めたきっかけは、自分への振り返りでもあり、自分のように悩めるあなたへの後押しでもあります。
今回の内容を通して、悩めるあなたの人生の参考になればと思います。
人生100年時代。
1年や2年の寄り道くらい長い目で見れば、どうってことありません。
アラサーでいい大人ですが、これからも「自分の本当にやりたいことを貫く」青臭い人間でいたいと思います。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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