「海外生活、住むなら都会or田舎?」
こんにちは、1年間のカナダワーホリを2022年9月に終えましたアラサーhiromuです。
2021年9月よりカナダの大都市オンタリオ州トロントで生活をスタートさせ、9ヶ月間過ごしました。その後2022年7月より、アルバータ州のキャンモアという田舎町に引っ越しをして3ヶ月過ごしました。
今回は、そんな自分が思う海外生活における大都市の良さ、田舎の良さについて考えたいと思います。
✅ワーホリで田舎での生活が向いていると思う人
たった1年間のワーホリ、できれば自分にあった都市を選びたいところです。
となると、一番重要なのは、ワーホリの目的です。
海外生活どうせなら大都会で生活したい。
日本の生活が疲れたから、あえて田舎の方に行ってゆっくり過ごしたい。
色々考えがあります。
そんなあなたの都市選びの参考になればと思います。
もう一度言いますが、重要なのは自分がどういう生活を求めているかをよく考えることです。
ワーホリ都市選びに悩むあなたへ!都会か田舎、住むならどっち?
まず初めに、自分が生活したオンタリオ州トロントとアルバータ州のキャンモアについて軽く紹介します。
トロントとは、、、
★人口: 2,794,356人(2021年)※Wikipedia参照
★位置:
・カナダのOntario(オンタリオ)州
★特徴:
カナダで最も人口が多い都市。(2番目はモントリオールの1,762,949人※Wikipedia参照)
高い高層ビルが立ち並ぶまさに大都市。
キャンモアとは、、、
★人口:14,798人(2020年)※Wikipedia参照
★位置:
・カナダのAlberta(アルバータ)州
・周辺には観光地として有名なBanff(バンフ)やCalgary(カルガリー)がある。
★特徴:
自然が豊かで、周辺はカナディアンロッキーと呼ばれる山々に囲まれる。
夏は、ハイキング・サイクリング、冬はスキーなどが有名で、観光客が多い。
高層ビルは一切なく、自然に囲まれた田舎町。
トロントは聞いたことがある方も多いと思います。
特にワーホリや留学を希望する方は、カナダに聞けた後、トロントかバンクーバーかで悩まれる方も多いと思います。
一方、キャンモアという街を知っている方はかなり少ないと思います。
人よりエルクという鹿に似た動物の方が多いと言われているカナダの田舎町です。
全く雰囲気の違う2つの都市に住んで、それぞれ良さがあったなと思います。
大都市(トロント)が向いている人
お金より自分の好きな趣味に没頭したいあなた
「英語力向上のためにも、プライベートでたくさん海外の友達を見つけたい」
そんな、海外の方との出会いを求める人は多いでしょう。
キャンモア(田舎)と比べると、トロント(都会)は人数が多いので出会いも多いはず!っと考えたそこのあなた。
甘いです。
海外の人脈作りはそんなに簡単ではありません。
冷静に考えればわかります。
ただでさえ、言語の壁があるのに、そこにバックグラウンドの違いなどが乗っかってくるので、それはまあ、会話は弾みません。
超アウトドア人間と超インドア人間が話すようなものです。
また、海外に来て急に性格が明るくなるなんてこともありません。
ベースはこれまで生きてきた自分です。
よっぽど英語力に自信があり、性格も明るい方でない限り薄っぺらい関係性しかできません。
悲しいですが、これが自分がトロントで感じた現実です。
では、どうすればいいのか。
個人的に海外で人脈を作る上で一番重要だと思ったのは、共通の趣味をもったコミュニティに参加することです。
サッカー、アニメ、カメラ、ダンス、音楽、、、。
トロントには、たくさんの趣味のコミュニティがあります。
この趣味のコミュニティの多さこそ大都市の1番の良さだと感じました。(キャンモアには、トロントのようなコミュニティはまずありません。)
そのコミュニティに属することで、圧倒的に会話の幅が広がります。
趣味は国境を越えます。
自分は、ハイキングや山登りが好きなので、ハイキングのmeet upによく参加しました。
meet upについては、こちらの記事でも触れています。
トロントに行く際は、ぜひ抑えたいアプリ(meet up)の一つです。
そのコミュニティではハイキングをしながら、過去にとった写真を見せあったり、トロントのお勧めコースを聞いたりそれはまあ、会話がはずみます。
繰り返しますが、何か共通の話題があるというのは、海外の方とコミュニケーションをとる上で、非常に大事です。
自分の知り合いは、サッカーやダンスでコミュニティを広げていました。
スポーツもまた、言語を超えて楽しめます。
逆に「全く趣味がない」けど「買い物したり、カフェでお話する海外の友達が欲しい」と言った人は、友達作りという点においては痛い目にあうかもしれません。
なかなか自分にあったコミュニティが見つけられず、最終的にこんなに人がいるのにどうして友達ができないのだと悩み、孤独を感じ、海外生活に疲れてしまう可能性が高いです。
もしくは、日本人とばかり仲良くなってしまうパターンです。
大都市に行けば、海外の友達ができる。
これは、まやかしです。
相手が自分のことをよっぽど好きでない限り、関係性が続かないのが現実です。
都市に行こうと考えている人は、それを頭に入れておきましょう。
海外でやりたい趣味がある人。
日本にいる間に、これを海外で思いっきりやりたいと言うことが見つかった人。
そう言った方は、大都市の生活がきっと楽しくなります。
逆に、
海外で特にやりたいこともないけど、とりあえず海外生活をしてみたいからワーホリに行きたい。
友達はそこそこでいい。
とにかくお金を稼ぎたい。
といった方は、変にトロントやバンクーバーのような大都市に拘らず、街を転々としてみたり、日本人が誰もいないような田舎町で過ごしてみた方が楽しいかも知れません。
ちなみに「語学学校で友達がたくさんできるじゃないか」と思うかもしれません。
しかし長いスパンで考えると、語学学校の友達は忘れましょう。
彼らは、20代前半までの子が多く、ほとんどが半年以内に帰国します。
1年間のワーホリと比べると期間が短いことが多いです。
ようやく仲良くなれたという頃には、みんないません。
なので、せっかく多種多様な人のいる都会に行くならその中に混ざってエンジョイしたい!という方にお勧めしたいと個人的に思います。
田舎(キャンモア)が向いている人
本当の意味でリフレッシュしたいあなた
「日本の生活に息苦しさを感じ、自由なイメージのある海外でゆっくりしたい」
アラサーで社会人の方などは、こういう風に一度は考えたと思います。
自分もそうでした。
小学校教員という職はやりがいはあれど、どうも息苦しく感じていました。
そして、最初に選んだ場所が大都市トロント。
結果はどうだったかというと、心のリフレッシュという点では、圧倒的にキャンモアの方が勝りました。
トロントに住んでいたときはあまり感じませんでしたが、「人が少ない・穏やか」「自然に囲まれている」ということは、心のリフレッシュという点において非常に重要です。
キャンモアは、生活を急いでいる人がほとんどいません。
観光客など自然を楽しみに来ている人ばかりです。
なのでとても人が穏やかでした。
人混みという人混みもまずありません。
一方、トロントはホームレスや変な人がかなり多いです。
街を歩けば、見ない日はないでしょう。
そういう方を毎日見ていると、正直いい気はしません。
朝から地下鉄で変な人を目撃して、すごく気持ちがどんよりしたこともしばしばありました。
これは、大都市の宿命でもあります。
自然に関して、ハイキングをされる方や海が好きな方はわかると思いますが、山や森、川や湖に囲まれた生活は、本当に心がリフレッシュされます。
キャンモアでは休みになると、隣街のバンフに行って、ハイキングをしたり、湖を見に行ったりしていました。
毎週行っても全てを回れないくらいハイキングコースや綺麗な湖がありました。
アウトドア派の方は、特に楽しめると思います。
では、インドア派の方はどうかというと、田舎は先ほども説明した通り人が少なく穏やかなところです。
インドアの趣味に没頭できます。
自分もキャンモアに来てからブログの投稿頻度が圧倒的に増えました。
時間に余裕があり、平日の仕事終わりは特にすることがなかったので、とにかく捗りました。
それは、田舎に行ったからではなく、ただのやる気の問題だろと思うかもしれません。
ですが、毎日自然に囲まれ、気持ちがリフレッシュされたため、新しいことや面倒なことにも挑戦しようというやる気が生まれました。
トロントでは、常に何かしなければ。
家にいてはダメだと、変に焦っていた部分もありました。
インドアの趣味はメンタル面がかなり影響します。
なので、田舎の力が自分をそうさせたと思っています。
「海外生活、住むなら都会or田舎?」まとめ
ワーホリは自由です。
自由だからこそ、充実するかどうかは全て自分次第です。
今回の内容はあくまで個人的な感想で、正解などありません。
ただ1年間のワーホリを終えて、充実の秘訣は、好きなこと・やりたいことをどこまでやり切れるか。これに尽きると思いました。
そして、それを達成できる環境にいるかです。
ハイキングやサイクリングなどアウトドアが好きな自分は、大都会に行くより田舎に行った方が確実に充実していました。
なので、「日本にいる間に準備しておくべきことは何ですか?」と今聞かれたら、
自分が1年続けても飽きない好きなこと・趣味は何なのか。
これをよくよく考えることと言いたいです。
スポーツなのか、音楽なのか、カフェめぐりなのか。
それを叶えられる場所が、きっとあなたの住むべき場所だからです。
この記事が、あなたの留学生活を充実させる手助けになれば幸いです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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