こんにちは、1年間のカナダワーホリを2022年9月に終えましたアラサーhiromuです。
一年を終えての素直な感想はこちらの記事に書きました。
今回は、その記事でも少し触れた海外生活・永住について、1年のワーホリを終えて自分が感じたことをお伝えしようと思います。
✅海外生活が向いていると思うタイプ
「海外で生活することが昔から夢だった」
「窮屈な日本を離れて、海外で暮らしたい」
「できれば、永住もしたいと考えている」
近年では、10代から20代前半の方でもこのように考えている方が増えていると思います。
自分もワーホリに行く前はそうでした。
日本での教員生活に窮屈さを感じ、昔からしてみたかった海外生活に踏み切りました。
ただ、日本も大好きです。
自分の生まれた国ですし、約30年間暮らした国なので愛国心もあります。
なので、海外で長く暮らしたいとは思いつつ、日本も捨てがたい。
そんな複雑な感情でワーホリをスタートさせました。
あなたも、もし似たような境遇であれば「実際のところ海外生活ってどうなの?きつい?楽しい?」ということを伝え、少しでも今後の参考になればと思います。
【永住権!?】迷えるアラサーがワーホリ1年を終えて思う海外生活の素直な感想
まず初めに伝えたいことは、
「迷っているなら、挑戦した方がいい」
ということです。
海外生活が自分に向いているかどうかなど、所詮人の経験談を聞いてもわかりません。
実際に、生活してみて初めてわかることです。
自分も一年生活する中で、海外生活のイメージは大きく変わりました。
「ここはいいな」
「でもここは、日本の方が圧倒的にいいな」
など、実際に生活することで見えることがたくさんありました。
その中で一つだけ確実に言えることは、旅行や観光で「短期間滞在すること」と働いて家賃を払って「長期間生活すること」は全く別物ということです。
観光なら許せても長く住むとストレスになることもたくさんあります。
逆に長く住むからこそ魅力に感じることもたくさんあります。
それが海外生活です。
カナダに1年住んで感じた海外生活のメリット
いくつもある中で、大きく2つに分けました。
自分の成長を実感できる場面が多い
もしこれを読んでいるあなたが日本に住んでいるなら、一瞬考えてほしいのですが、
「最後に心から自分成長したな。頑張ったな。」
と思ったのはいつでしょうか。
「受験に合格した時」
「会社でいい成績を残した時」
自分の場合、教員として働いたので、1年の担任業務を終えた時には「よく頑張ったな」と思っていました。
伝えたいことは、日本の生活では、こういった成功体験や達成感を味わう機会はそれほど多くないということです。
では、海外生活はどうでしょう。
自分は一番最初、ホームステイをしていました。
そして初めてホストマザーと話した時、saladaが聞き取ってもらえませんでした。
「朝は、いつもどんなもの食べてるの?」と聞かれ「サラダだよ」と言ったら、
「何それ?」
的なことを言われました。
衝撃でした。
結局、スペルを言ったら「あー、saladaね」となりました。
「これが今の現状か」となりました。
それから時は流れ、自分が働いた日本食居酒屋のメニューには「potato salada」がありました。
仕事をする中で、毎回正しい「salada」発音に触れました。
すると、ネイティブと当時の自分の発音との違いが明確にわかってきて、なぜホストマザーが聞き取れなかったのか。
その理由がよくわかりました。
それがわかった時、すごく「成長した感」がありました。
日本では絶対に味わえない感覚です。
他にも「レストランの予約が抵抗なくできるようになってきた」「わからない時は誤魔化さず、わからないと言えるようになってきた」など、本当に些細なことで自分の成長を感じます。
海外生活は慣れ親しんだ日本の生活とは違い、新しいことに遭遇することが多いため、その分生きがいや成功体験をより味わえるように思いました。
似たような価値観、境遇をもったに日本人に出会える
せっかく海外生活してるのに、日本人?
日本にいれば、十分日本の友達できるのでは?
っと思うあなた。
その気持ちもわかります。
ですが、1年間の自分の経験上、海外で出会う日本人は、一味違います。
それはキャリアであり、考え方であり様々な観点から思いました。
皆、海外で闘ってみたいという共通意識があり、何より自分の好きなことをやりたいとか夢や目標をしっかり持った方が多いです。
そういった方と話をすると、本当に新しい価値観に出会えます。
また、自分のやりたいことをとことんやってやろうという前向きな気持ちになれます。
「そんなのやっても無駄だろ。諦めろ。」
ではなく、
「いいじゃん。やってみなよ。また結果教えて。」
そんな人たちです。
同調圧力の強い日本ではなく、個性をより尊重する海外だからこその結果だと思います。
そういう意味で、日本人との出会いは、海外生活の大きなメリットの一つだと思います。
カナダに1年住んで感じた海外生活のデメリット
デメリットは個人的に大きくただ一つです。
住みやすさ
1年カナダに住んで感じたことは、日本人にとって「日本ほど住みやすい国はない」ということです。
・食べ物
・お風呂やトイレなど住まいの環境
・公共機関の清潔感
・家族がすぐに会える距離にいること
など、どうしても海外生活では手に入らない日本固有の良さがあります。
それは、長く住めば住むほど実感しました。
「日本だったらきっとこうなのにな。」
ということがたくさんあります。
特に食べ物について、低価格・ハイクオリティーの日本で食べる日本食は、海外に長く住めば住むほど恋しく思います。
海外に残らず、日本に帰ることを決断した方の多くは、「やはり日本が一番住みやすい」と感じて帰国したのではないかと思います。
「日本固有の良さを妥協できるか、できないか」が自分が海外生活に向いているかを考える大きな判断材料になると思います。
まとめ
カナダで出会った日本人の方にこんなことを言われました。
「生きやすいのが海外で、住みやすいのが日本」
まさにその通りだと思います。
海外は本当に自由で、髪型・タトゥーなどの見た目やジェンダー・結婚観なども日本と全く異なります。
また、他人と比べたり人の目を気にすることは減り、ストレスフリーで海外は生きやすい環境です。
一方で、日本人で生まれた以上、海外生活していく上で日本がいいなという瞬間は多々あります。
安い、清潔、正確など、日本は住みやすさNo1の国です。
永住を目指していくかどうかは、この2つの軸のバランスかなと思います。
つまり自分が精神的な生きやすさをとるか、物理的な住みやすさをとるか。
このどちらに重心を置きたいかを考えつつ、後は実際に挑戦あるのみです。
大事なことなので、もう一度言うと
「迷っているなら、挑戦した方がいい」
「海外生活が自分に向いているかどうかは、やってみないとわからない」
以上です。
この記事が少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
Twitterでは、ワーホリの様子を毎日リアルタイムで呟いています。
是非、フォローお願います。
Follow @taku__yumeでは、また。
コメント