【海外あるある】オーストラリアのビーチで夕日を見ながら考えたこと

マインド

一人夕日

最近、夕日を見に行くことにハマっている。

家から徒歩圏内にビーチがあること。

ルームメイトが天気のいい日は、毎日夕日を見に行っていること。

そんなことから始まった習慣だが、週1が週2になり、いつの間にか一人で見に行くまでになって、いよいよだなという感じだ。

一人〇〇と言って、一人でどこまでできるか考えるというのは、よく話題に上がるトピックだ。

一人カラオケ。

一人焼肉。

いろいろあるが、30年生きてきて一人夕日は一度も話題になったことがない超イレギュラー行動。

大谷翔平のバントくらいイレギュラーだ。

ただ実際、難易度で言えば、日本の一人カラオケレベルな気がする。

要は、結構している人がいるということ。

夕日といえば

夕日に関連して最近、オレンジデイズというドラマをみた。

平成の歴代日本ドラマの中でも、トップクラスの名作だと個人的に評価しているドラマだ。

そのドラマの冒頭にこんなナレーションがあった。

もぎたてのオレンジみたいな夕日が否応なしに照らすんだ。

クラスメイトもみんな夕焼け色に染まってた。

そんなことはもちろん、あの頃はありがたみもしなかった。

だって、それ以上に大切なことがもっとたくさんあった。

オレンジデイズ1話 冒頭より

オーストラリアに来て、無駄を削ぎ落とした生活をしていると、本当に大切なものが見えてくる。

そんな事は、一切ないわけだが、20代、もっと言えば日本にいたとき、忙しさに追われ、夕日に照らさせて、綺麗だななんて思う余裕はなかった。

その点に関しては、結構賛同できる人はいるのではないか。

自分も振り返るとそう思う。

仕事に追われ、気づけば日はとっくに沈んでいる。

そんな毎日だった気がする。

そう考えると仕事が終わってから、ルームメイトや友達と、夕日を見ながらくだらない話をする時間をこの歳になって持てているのは、間違いなく海外生活が産んだ産物だろう。

そんな生活を知っただけでも、十分海外に来た価値がある気がする。

そして世の中には、仕事終わりに家族と、友達と、恋人と、あるいは一人で、意味もなく夕日を見に行って、ただただくだらない会話をして帰る。

そんなプライスレスな生活を当たり前のようにしている国があるということを、この場で世間に伝えたい。

世界は広い。

青春に年齢制限はない

夕日と青春は、切っても切り離せない関係にある。

ビーチで夕日をバックにジャンプして写真を撮り「青春だなー」と叫んだ人も少なくないだろう。

だからか、夕日を見ると自然と「青春してるなー」と思う。

自分の中で、青春とは過去のモノで、大人になった自分には二度と手に入れられないモノと勝手に思っていた。

2度と手に入らないと思っていたモノは、案外近くにあったりするもの。

過去を振り返り、あの頃はよかったなと当時の青春に浸るのもいいが、やはり青春は渦中にいる方がいい。

そんなことはもちろん、あの頃はありがたみもしなかった。

いや、”そんなこと”をありがたみながら、これからを生きて行こう。

今ならそれができる気がする。

当たり前の日々にある、青春のような日々をこれからも大事にしていきたい。

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