【2024年最新】オーストラリア学生ビザ(カレッジ)生活のリアル

マインド

オーストラリアの学生ビザ生活って実際どんな感じ?

こんにちは、海外移住を夢見てオーストラリアのメルボルンで、「クッカリー」という料理の専門学校(カレッジ)に通うhiromuです。

今回は、自分が実際メルボルンで学生ビザとしての生活を半年間以上過ごし、そこで感じることやワーホリビザでの生活との違いについて、まとめていこうと思います。

今回の記事の内容
✅クッカリーの1週間のスケジュール
✅金銭面について
✅学生ビザとワーホリビザの生活の違いについて

これからオーストラリアで専門学校(カレッジ)に通おうと考えている方やTAFEの進学を考えている方などに参考になるかと思います。

また、オーストラリアにワーホリで来ていて学生ビザに切り替えようと考えている方にもかなり参考になるかと思います。

【2024年最新】オーストラリア学生ビザ(カレッジ)生活のリアル

クッカリーの1週間のスケジュール

自分が通っているクッカリーは基本的に週2回、授業があります。

詳しいクッカリーの説明に関しては、こちらの記事をご覧ください。

大体、朝8時ごろから始まり、早い時には1時、遅いと4時ごろに授業が終わるという感じです。

課題もそこまで多くなく、その日のうちに終わらせられる程度です。

なので、他の週5日間は授業もなく基本フリーです。

では、たくさん働いてお金を稼げると思われるかもしれませんが、オーストラリアの学生ビザには就労時間の制限があります。

具体的に、2023年7月1日より2週間で48時間を超えてはならないという制限があります。

つまり単純に1週間で24時間までしか働けません。

このルールがあるため自分は、学生ビザになってからは一日6〜8時間の仕事を週3くらいでしていました。

なので、基本的な1週間のスケジュールは、週2で学校、週3で仕事、週2でオフといった感じです。

日本の大学生活や社会人生活と比べると、正直かなり余裕のある生活です。

残りのフリー時間は、自分の場合、英語の勉強や娯楽に使うという感じでした。

これは、自分の通うクッカリーについての話です。

語学学校だと週5でみっちり学校があったり、カレッジでもコースによってはかなり授業が多いところもあるので、あくまで参考程度にお考えください。

金銭面について

精神的な面では、仕事や生活のプレッシャーも少なく、かなり悠々自適な瀬カツができますが、金銭的に実際どうなのかというのが問題です。

結論、かなり厳しいです。

これまでの貯金がないとかなりの節約生活が強いられるのが現実です。

具体的に、まず収入面ですが、週3で24時間くらい働くと、もちろん時給にもよりますが、タックスを引いた手元に入るお金は、AU500ドル〜AU600ドル(約5万〜6万)程度です。

1ヶ月で、2000ドル(20万)程度です。

これが基本的な全収入です。

次に支出ですが、まず自分の場合、固定費が

・レント(bill込み):月約1100ドル

・サブスク(スマホ等):月70〜80ドル

で、1200ドル程度は何もしなくても無くなります。

残りの800ドルで、1ヶ月の食費や交通費、消耗品や娯楽を賄うことになります。

物価の高いオーストラリアで、月8万円で生活するのは、かなりしんどいです。

これに加え、多くのカレッジ生は、Termの始まるごと(自分の場合3ヶ月に1回)に2500ドル程度の授業料を払う必要があリます。(語学学校の場合、入学前に支払うことがほとんどなので、学費の心配はないかと思います。)

つまり、何が伝えたいかと言うと、経験上、学生ビザで就労時間の制限がある中で働きながらお金をためて生活費と学費を賄うのは不可能です。

貯金がないと確実に破産します。

自分は、学生ビザに切り替える前に、ワーホリビザで1年間死ぬほど働いて、2年間の学費分お金は貯めていました。

なので、学費の心配はなく、生活費のみを賄う生活をしています。

それでも、外食や無駄な出費を抑えなければ、月2000ドルでは、毎月赤字です。

学生ビザとワーホリビザの違いについて

先ほども少し触れましたが、自分はメルボルンに来た時はワーホリビザでした。

そして、現在2年間のDiplomaコースに通う学生です。

その両方を経験して、感じることをいくつか最後に共有しようと思います。

・自由度は圧倒的にワーホリ

まず思うのは、金銭的にも時間的にもワーホリの方が圧倒時に自由度が高いです。

学生は、そもそも勉学で時間が削られる上、就労制限もあるため、稼ぎたくても稼げない。

都市を変えるといったことも、基本的には難しい。

など、一定の制限があります。

学生でもCashで働く人もいると言う話をよく聞きますが、キャッシュレスの進んでいる現代で、わざわざキャッシュジョブをさせてくれる雇用者を見つけるのはかなり難しいのが体感です。

なので、金銭的な余裕も無いため、何かと自由度が下がります。

・ワーホリの方のと別れが多い

自分のクッカリーには、日本人はいません。

そして、日本人の方と知り合うとワーホリビザの方が大半です。

すると何が起こるかというと、彼らとの別れが増えます。

オーストラリアワーホリは1年で、多くの方は1年で帰国します。その一年の中でも都市を移動したりファームに行くなどで、学生のように同じ都市に長期間留まる方はかなり少ないです。

実際、メルボルンであった日本人の方は、シドニーやブリスベンから来たという方が多いです。

せっかく海外に来たから、日本人とは関わりたくないと考える意見も分かりますが、個人的には海外でも日本人コミュニティーは非常に大事に思います。

その意味で、学生はワーホリの方より取り残される側面が多く、寂しい思いをする側面が多いです。

・それでも学生ビザを選ぶ意味

個人的に、ワーホリビザが使える方は、あえて学生ビザを選択するよりワーホリビザを選択する方がメリットが多いように思います。

もちろん、海外で勉強したいことがある方や、少しでも長く海外に滞在したい方には、学生ビザの選択肢は大いにあると思います。

自分は、一度ワーホリを終えた上で、この土地に残りたいと思い、永住を目指して現在、学校に通っています。

ワーホリの自由度と比べると不自由に思うことも多いですが、永住という目的がある分、目的も明確で頑張れている部分があります。

ワーホリで一度オーストラリアでの生活を堪能し、それでも残りたいと思った時に、学生ビザは一つの選択肢になると思います。

最後に

ここまで、メルボルンでの学生生活について自分の考えを共有しました。

ポイント
✅学生は授業はあると言え、就労制限もあり、自由な時間は十分ある。
✅金銭的には、かなり節約を求められる。
✅ワーホリビザとの兼ね合いを十分に考えるべき。

こんな感じです。

自分は、ワーホリも経験した上で、2年間と言う長期の学生生活を現在過ごしています。

今回の内容は、1年のワーホリを予定されている方には正直そこまで刺さる内容ではないと思います。

ですが、今後長期滞在を計画している方には、少しは現実的な意見として参考になるかなと思います。

個人的に、学生ビザになってからは、ワーホリの時のホリデーの側面はかなり減ったように感じます。

金銭のことや自分の将来についてより現実的に考えるようになりました。

このように、海外に長く残ることのリアルを今後もお届けしていきたいと思います。

最後まで、ご精読ありがとうございました。

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