【体験談】トロントのカフェバイト(バリスタ)で学んだこと3選

トロント生活

こんにちは、海外移住を夢見るアラサーhiromuです。

2022年9月に1年間のカナダワーホリを終えました。

その中で、約半年間ローカルのカフェで働きました。

そんな自分が1年間のカナダでのワーホリ生活を終えて、どうしても今から留学する人に伝えたいことをまとめました。

今回は、約半年間働いたトロントのカフェバイトで学んだこと3選を紹介します。

こんな方におすすめ
✅英語あんまり自信ないけど、カフェでバリスタとして働いてみたいあなた
✅実際にカフェで働いてみての経験談を知りたいあなた
✅カフェ英語などを知りたいあなた

これから、カフェで働こうとしている方にとって、

「働くの怖いな」

と思うかも知れませんが、働いていたら絶対経験することだと思って読んで欲しいと思います。

【体験談】トロントのカフェバイトで学んだこと3選

まず、自分の働くまでの流れ、職場の雰囲気についてざっくり説明します。

採用時の自分

・バリスタ経験ゼロ
・コーヒーの知識も無し(アメリカーノって何って状態。)
・英語力も来たばかりで初心者
・カナダの日本人向けの求人サイトe-mapleで応募後、面接をして採用

職場の雰囲気

・日本人スタッフもいる。
・基本英語環境、わからない時は日本語で聞くことも全然あった。
・忙しい時間帯もあるけど、基本ゆっくり。
・お客さんの8割が常連で、顔見たら注文予測しないといけない。
・メニューの種類が豊富。
・バリスタもしましたが、基本オーダー取り。

こんな感じでした。

海外のカフェで働くことは、おしゃれで一度は憧れる仕事です。

自分もそうでした。

トロントには、カフェがたくさんあってプライベートでもよく行っていたので、バリスタに興味をもち、英語の勉強にもなると思って、応募しました。

しかし、バリスタの知識もない、英語もうまくないとなると当然たくさんの失敗と経験をしました。

ジャパレスとは大違いです。

そんな中で学んだ、初心者がカフェで働く際の心得みたいなものを紹介したいと思います。

カフェバイトで学んだこと メニューを死ぬ気で覚えてからがスタートライン

大学時代に色々なバイトをしたし、トロントでも日本食レストランで働いていましたが、バイトのための本気で勉強をしたのは、初めてでした。

初日に、「まずはメニューを覚えてね」と言われました。

その時は、「はい。その内覚えます」みたいな気持ちでいました。

でも働いているうちに、英語素人はメニューを覚えないと話にならないと気がつきました。

ただでさえ、何を言っているのかわからないのに、固有のコーヒーやペーストリーの名前を言われると、本当に暗号にしか聞こえませんでした。

レストランのキッチンとは違い、お客さん対応になるので、失敗はその場で自分に降りかかります。

「なんで、こんなことも分からないの?」みたいな空気感になります。

これはヤバいと思い、メニューの写真を撮って家で何度も書きながら音読しました。

わからない発音などもgoogleで検索しながら、とにかく聞きまくりました。

オーダーを取っていない時も、スタッフの言っている表現やお客さんの注文の仕方を聞いて、慣れる努力をしました。

強く感じたことは、初心者にとって

「やっていくうちに慣れていくだろう」

そんな次元ではないということです。

実際、半年後の辞める直前になっても、聞き間違いはよくしていました。

「バイトだから、パートタイムだから」そんな感覚でやっていると、本当に痛い目に遭います。

自分みたいに英語力も弱く、カフェ知識もゼロの人は、学びは多いですが、それなりの覚悟が必要です。

今振り返っても、トロントワーホリで一番苦しかった体験だなと思います。

カフェバイトで学んだこと わからなかったら、何度でも聞き返す

「わからなかったら、何度でも聞き返す」

この気持ちは本当に大事だと思いました。

普段の会話だと、聞き取れなくても何となく乗り切れると思います。

でも、カフェにおいて、聞き間違いは命取りです。

アイスなのかホットなのか、サイズ、ミルク・砂糖の種類など言い出せばキリがないですが、意外と確認事項が多いです。

また、こだわりの強いお客さんや、一度に何種類ものオーダーをまとめて言ってくるお客さんもいます。

当然、一回で聞き取れない時がたくさんあります。

ただ、ここでプライベートの会話のように聞き取れたふりをしても何の意味もありません。

答えはただ一つ。

「sorry?」「pardon?」「say again?」

とにかく聞き返すことです。

加えて自分は、聞き取れたとしても、レジ打ちの際に、必ず注文のリピートをしていました。

何度も聞き返すことは、お客さんからしたら面倒だろうし、勇気のいることですが、この経験は相当メンタルが鍛えられました。

小話

少し話はずれますが、自分はトロントからキャンモアという田舎町に引っ越しをしてハウスキーパーとしてワーホリの後半3ヶ月を過ごしました。

同じハウスキーパーのスタッフに、自分同様英語が得意ではないインド人の子がいました。

ハウスキーパーをしていると、お客さんにホテルのことや部屋のことについて質問されることがしばしばあります。

ある日、その子はお客さんに何かを言われているようでした。

この子は、おそらく2〜3回聞き返して結局

「I don’t understand, I call someone now.」

と言っていました。

聞き取れないことを謝り、英語のわかる人を呼びに行った様子を見て、単純に誤魔化さずに対応していたのがすごいと思いました。

意外とできることではありません。

日本語でも知らない言葉を聞いた時

「そんなこともわからないの?」

と思われたくなくて、聞き流すことはあると思いますが、そこで「それどういう意味?」と聞い返す姿勢は本当に重要だと思いました。

カフェバイトで学んだこと どんどん真似る

少しずつですが、聞き取りが慣れてくると今度は、色々なカフェ英語を使いたい気分になります。

そんな時は、とにかくスタッフの注文の様子を聞いて、真似る様にしていました。

ここで、トロントで自分が働いていて覚えた表現をいくつか紹介します。

(挨拶時)Hi, there! How are you?

簡単な表現ですが、かなりこなれた感が出ます。

Hiの後にthereをつけるところが学んだことで、なぜつけるのか意味はよく分かりませんが、後半よく使ってました。

カフェに限らず、レジの際などにもHi, thereと言われることはよくありました。

How are you?はただの挨拶っていう感じで、カナダでは本当に日常的に使う表現です。

How would you like?

飲み物のカスタムを聞く表現です。

How would you like?と聞くと、「1 milk 1 suger」「just black」の様な答えが返ってきます。自分たちの店では、コロナでカスタムはスタッフがしていたのでよく使っていました。

日本語だと、「コーヒーはいかがしますか?」みたいなニュアンスでちょっと遠回しだなと思いながら使っていました。

(注文確認時)Would that be all?

最初の頃は、「Anything else?」(他に注文はありますか?)しか使っていませんでしたが、「Would that be all?」(注文は以上ですか?)の表現を覚えました。

問題は発音で、日本語の「うだびおー?」にしか聞こえません。

最初聞いた時は「うだびおー?」って何なんだろうと思って、日本人のスタッフに意味を聞いて納得しました。

ちなみに、自分も使う際「うだびおー?」って言って普通に「yes」が返ってきたので、「通じるやん」と思いました。

(お別れの時)Have a good one!

Have a good day!やHave a good weekend!が定番ですが、それらをまとめてoneで表現するのもかなり定番の様でした。

「なるほど」と思って、自分もよく使っていました。

このように、働いている中で聞いた言葉をとにかく真似ることは、英語の上達はもちろん仕事の楽しみにもつながりました。

どの表現も英語の教科書には載っていない日常英会話でとても新鮮でした。

この真似るという行為は、Youtubeを見ている時やシャドーイングの練習をしている時などにも使える考え方で、カフェに限らず、大事だと思います。

番外編(カフェ英単語)

カフェ初心者の自分が働く中で覚えた英単語をさらっと最後に紹介します。

splash of ~ (little bit よりもさらに少ない量)

これは、トロントの表現のようで、地域によっても違うようです。

cutlery(ナイフとフォーク)

ペーストリーを注文されるとカトラリーある?みたいな感じで聞いてくることがある。日本語のカトラリーと発音が全く違うので、聞き取れず苦労しました。

lid/cover(ふた)

whipped cream(ホイップクリーム)

ホイップクリームは、英語では泡立てるの意味のwhipを使ったウィップトゥクリームで、ホイップクリームは通じません。

dairy(乳製品。カフェだとmilkを指すことがほとんど)

最初、What kinds of dairy do you have?的なことを言われて「daily」と思い、困惑しました。

乳製品の「dairy」の発音記号は、derē

日常の「daily」の発音記号は、dālē

微妙に違いますが、個人的にかなり似ていて「dairy」の意味を知らないと困惑すると思います。

stirrier/ stir stick (コーヒーを混ぜる棒)

これらは、頻出で、知っていないと「?」になるので、発音を含めて自分は何度も確認しました。

カフェバイトで学んだこと まとめ

トロントのカフェバイトで失敗から学んだこと3選

ポイント
✅メニューを死ぬ気で覚えてからがスタートライン
✅わからなかったら、何度でも聞き返す
✅どんどん真似る

番外編(カフェ英単語)

・splash of ~ (little bit よりもさらに少ない量)

・cutlery(ナイフとフォーク)

・lid/cover(ふた)

・whipped cream(ホイップクリーム)

・dairy(乳製品。カフェだとmilkを指すことがほとんど)

・stirrier/ stir stick (コーヒーを混ぜる棒)

以上です。

最後に、カフェは最初はかなり苦しいですが、慣れれば、本当に楽しいです。

自分の英語力、メンタルの成長にもかなりつながります。

また、色々知識もついて、プライベートでカフェに行くのがより楽しくなります。

特にトロントには本当にたくさんのカフェがあります。

知り合いは規模の小さいカフェで働いて、みんな優しく全然辛いことはなかったと言っていました。

色々applyをかけてみるのも一つの手です。

そして何よりこちらの記事で紹介したように

最初の英語力は肝心です。

楽しいカフェバイトにするためにも、英語の勉強をしっかりするは何より大切です。

この記事がどなたかの役に立てば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

では、また。

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