【カナダワーホリ】トロントで働いてどれくらい稼げる?(収支公開)

トロント生活

カナダのワーホリって結局稼げるの?

こんにちは、海外移住を夢見るアラサーhiromuです。

2022年9月に1年間のカナダワーホリを終えました。

1年の中で、カナダの大都会トロントと田舎町キャンモアで生活をしました。

そんな自分が1年間のカナダでのワーホリ生活を終えて、どうしても今から留学する人に伝えたいことをまとめました。

今回は、一番気になる「お金編」です。

こんな方におすすめ
✅トロントまたはカナダにワーホリを考えているあなた
✅トロントワーホリでどれくらい稼げるのか知りたいあなた
✅トロントで生活するのにどれくらいお金が必要なのか知りたいあなた

そういった方の疑問・不安に答えます。

自分はトロントに9ヶ月間生活しました。

職種は、日本食レストランとローカルカフェです。

どちらも、ワーホリの方が働くことの多い職種だと思うので参考になるかと思います。

【ざっくり】トロントワーホリ9ヶ月間の収入と支出公開!

本文に入る前に、

この記事を書いている自分は、アラサーの元小学校教師であり、それなりに貯金もありました。

なので大前提として、自分はカナダでの1年間を「仕事よりもプライベート」「お金よりも経験」と捉え、行動してきました。

初の長期留学、英語も素人、元教師からのキャリアチェンジ期間ということで、とにかく、いろんな人に会って、いろんな価値観に触れる一年にしたいと考えていました。

なので、バリバリ働いて、「◯百万稼ぎました」とか、徹底した節約で「支出をこれだけに抑えました」とか、そういった内容ではないので、あらかじめご理解ください。

ちなみに、9ヶ月終えて、収支は、普通にマイナスです。

1、収入について

★時間:週30〜35時間(日本食レストラン:週3〜4で6h/day、カフェ:週2〜3で6h/day)

★給料:1800~2300ドル/month(チップが200〜300ドル)
※1カナダドル=100円換算で毎月18万〜23万くらい

前述したように、プライベートに舵を切っていたので、フルタイムとかで働かれてる方よりもかなり収入は少ないと思います。

それでも、日本食レストランで週3〜4で1日6時間、現地のカフェで週2〜3で1日6時間のWワークをしていました。

なので週30〜35時間くらい働いていました。

その結果、毎月1800~2300ドル程度の稼ぎがありました。

日本食レストラン:時給15ドル(約1500円)

まず、日本食レストランでは、キッチンで働いて、時給は最低賃金の15ドル+2週間に一度チップをもらっていました。

チップは、入ったシフトの数と売り上げによってばらつきがあり、2週間で100〜150ドルくらいでした。

トロントでは、2週間に1回ずつ給料をもらうのですが、月計算でいくと、1ヶ月で1200〜1600ドル(12万〜16万)くらいもらっていました。

カフェ:時給15.15ドル(1515円)

次に、カフェですが、時給は15.15ドルくらいでチップ無しでした。

チップもらえるカフェも普通にある(むしろ普通もらえる?)ので完全に失敗しました。

なので、週2〜3で働いて、1ヶ月で600〜700ドル(6万〜7万)くらいもらってました。

レストランとカフェ合計すると、1ヶ月で少ないと1800ドル(18万)、多いと2300ドル(23万)くらいの収入でした。

多分、カレッジとかに通っていない人の中では、少ない方なのかなと思います。

補足

ただし、この収入は、語学学校12週間を卒業した後の話で、最初の3ヶ月は、日本食レストランだけでしたし、途中ロックダウンも2週間くらいあって、全く働けない時期もあり、9ヶ月を平均した1ヶ月分の収入はもっと少ないです。

2、支出について

★ホームステイ期間(最初の8週間):500〜600ドル(5〜6万)/month

・交通費:150ドル/month(定期券の値段)

・食費、交際費、雑費:300〜400ドル/month

・スマホwifi代:45ドル/month

・家賃:2040ドル(朝、晩食事付き)  ※事前に日本で支払ったため今回は0にしています。
(当時は、1ドル88.3円たっだので、今思うとかなり安くついた)

ホームステイの頃は、家賃の支払いはすでに済んでいたので、トロントに着いてから支払うことはありませんでした。

なので全体で月500〜600ドル(5〜6万)の支出でした。

交通費について、自分は語学学校から1時間以上のところに住んでいました。

なので、Subwayの利用が必須で、定期券(月150ドル)を買っていました。

食費は、ホームステイで朝晩食べれて、バイト先の賄いもあったので、かなり抑えられました。

でも、お昼ご飯がないので買って食べたり、語学学校終わりに外食もよくしてたので、200〜300ドルくらいかかっていました。

スマホの回線は、Phone Boxという会社からRogers の回線を毎月8G45ドル(4500円)で使っていました。(2021年9月当時)

一番安いプランは、3Gで35ドルでしたが、ちょっと少ないと思い、8Gにしました。

ただ実際は、8Gを超えることは一度もありませんでした。

追加情報
スマホ回線について、その後キャンモアという田舎町に引っ越しをしてから、制限を超え、多額の請求が来ました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

★シェアハウス期間:1300〜1500ドル(13〜15万)/month

・家賃:700ドル/month(ガス代、光熱費、水道代、wifi代全て込み) 

・交通費:50〜70ドル/month 

・スマホwifi代:45ドル/month 

・食費、交際費、雑費:500〜700ドル/month

ホームステイが終わってからは、月700ドルのシェアハウスに住んでいました。

シェアハウスについて、入居する際に初月の家賃と違約金として最終月の家賃をまとめて払うことになり、いきなり1500ドル(15万)程度必要になりました。

(この最初の支払いは、オーナーによってルールがかなり違うので、契約の際よく確認しましょう。)

なるべく日本円を換金したくなかったですが、流石にカナダドルが足りず、Wiseで海外送金しました。15万円送金して手数料968円だったので、比較的安いと思います。

(ちなみに2021年11月の当時のレートは1ドル90.4円でした。)

交通費は、職場の近くに引っ越したので、あまり使うことはありませんでした。

ただシェアハウスは、どうしても初期費用がかかります。

ベットのシーツや枕、じゅうたん、ちょっとした棚など、最低限ですが、結構な支出が出ました。

調味料や洗剤等も買い揃えると結構かかった記憶があります。

その他(娯楽、旅行費):約5500ドル(55万)

・冬物のアウター:1000ドル(いいブランドのものを買いました。)

・Avril LabigneのLive:143ドル (他にも、ONE OK ROCK とか、Lady Gagaとか日本ではまず手に入らないライブチケットも、お金さえ払えば手に入ります)

・スポーツ観戦:
→野球:20〜60ドル
→バスケ:60〜80ドル
→アイスホッケー:70〜100ドル
※サッカーもありますが、自分は見に行きませんでした。

・Toronto City Pass:100ドル

・Niagara Fall :往復電車60ドルくらい

・New York4泊5日の旅:2000ドル

・Montreal-Quebec City4泊5日の旅:2000ドル 

トロントに来た当初、NY、野球観戦は必須だなと思っていて、蓋を開けると、かなり娯楽・旅行にお金を使っていました。

これにさらに楽しもうと思うと、アメリカフロリダ州のディズニーランド、Banff、Yellow knife等でのオーロラ鑑賞がランクインしてくるかなと思いますが、私は断念しました。

【補足】外食1回にかかる費用

・coffee+pastry: 5〜10ドル 

・Fast food:10〜15ドル

・料理一品(ラーメンとかパスタとか):20〜30ドル

・飲み(お酒2〜3杯と料理数品):50〜100ドル

アラサーの感覚ですが、カフェに行ったら、飲み物とドーナツなどのちょっとしたフードで10ドルまで、たまに食べたくなるハンバーガーなどのファストフードで15ドルまで、友達とのアルコールなしでの外食で30ドルまで、アルコールありで50〜100ドルくらいの感覚で生きていました。

こう冷静に見ると、ファストフードは日本より高いけど、飲み代とかは、日本と変わらない印象ではないでしょうか。

自分はあまりお酒が飲めないのでこの値段でしたが、お酒はビール10ドル、カクテル15ドルくらいの感覚です。

トロントワーホリ9ヶ月間の収入と支出公開!まとめ

9ヶ月分の収入合計:19,000ドル(190万)くらい(1800~2300ドル/month)
9ヶ月分の支出合計:16,000ドル(160万)くらい

固定費→・ホームステイ期間(最初の8週間):500〜600ドル/month・シェアハウス期間:1300〜1500ドル/month
         
変動費→約5500ドル

トロント生活9ヶ月を終え、最終的な自分の収支は、詳細までは分かりませんがプラス3000ドル(30万)くらいで終えました。

ここに、語学学校12週間分の授業料とホームステイ費用、1年分の海外保険代や行きの航空券代を引くと、見事にマイナスでした。

自分の場合、前述した通り「仕事よりもプライベート」「お金よりも経験」と途中から切り替えたので、こういう結果になりました。

バリスタの知識がほぼゼロだったので、無駄にカフェでコーヒー飲んだし、知り合いの誘いはほぼほぼ断らなかったし、むしろ誘ったし、マイナス収支になって当然かなという印象です。

賄いがなかったら、確実にもっと支出が多かったと思います。

ワーホリの一年の過ごし方は、人それぞれで、自分の好きなバーテンダーの仕事に100%舵を切っている方もいました。

そういった方は、月3000ドル以上確実にもらっていると思います。

また、英語ができる方は、サーバーのチップはすごいのでかなり稼げると思います。

自分の日本食レストランでも、自分は2週間で良くて150ドルでしたが、サーバーは、週末のたった1日分で150ドルくらいもらえると言っていました。それくらいチップはキッチンとサーバーで違います。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

宿について、500〜700ドルが相場と聞いていましたが、結局は、その土地と部屋の質で睨めっこかなという印象です。

場所をダウンタウンなどにしようと思うと、同じ700ドルでも当然質は落ちるし、逆に、遠いと値段は落ちるけど、わざわざダウンタウンまで行くのが面倒くさくなり、交流の時間が確実に減ります。

実際自分も、ダウンタウンより、少し離れたところ(30分くらい)にいましたが、後半はほぼほぼ家の近辺での生活でした。

以上です。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

では、また。

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